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帝京大学大学院医学研究科『特別公開講義』

帝京大学医学部内科学講座腫瘍グループ主催で『特別公開講義』が12月1日~15日の期間に行われました。
講師は、腫瘍グループのスタッフ(関順彦病院教授、江口研二特任教授、渡邊清高准教授、市川靖子講師)及び全国の先生方で、ご自身の専門とされる内容に関して全10回、各回テーマを決めて行われました。

腫瘍グループは各診療科と連携して、肺がん、乳がん、消化器がん(大腸がん・胃がん・膵臓がん・肝臓がん等)、泌尿器、婦人科、原発不明がん他を対象とした薬物療法を担っています。
近年、分子標的薬というがん細胞に特異的な効果を示す薬剤が次々に開発導入され、複数の臓器がんに同一の分子標的薬が効果を発揮することが明らかになってきたそうです。

今回の講義で部位別のがん死亡数は横ばいか減少しているものが多い中、肺がんの死亡者数が増加していることをお聴きしました。各先生方も肺がんに関する内容が多く、どの治療が最適か(外科手術・放射線治療・化学療法)を判断する流れ、新規抗がん剤が承認されるプロセスのお話もありました。

がんに関する研究を行い、なおかつ臨床の現場で治療も行っている先生方の講義で、がん治療の最先端を知ることができました。

 

帝京大学医学部内科学講座
腫瘍グループ/研究室
http://www2.med.teikyo-u.ac.jp/oncology/